【ドラクエ11】オンラインなしの昔ながらのドラクエか！？

ドラゴンクエスト11は　”　オフライン　”、　”　アクション戦闘なし　”　か！？

ドラゴンクエストの次のナンバリングタイトルであるドラゴンクエスト11が開発中であるということが言われているが、どうやら、次の作品ではより伝統的なシステムが採られる模様。

シリーズのクリエイターである堀井雄二氏は、インタビューの中で次のシリーズ作品におけるゲームプレイの進化について尋ねられると、

ドラゴンクエスト１１は従来的なシステムを進化させたものになるだろう。もし、アクションRPGを作りたい時は、新しいシリーズであるドラゴンクエストヒーローズでやるだろう。

と答えた。

また、ドラゴンクエスト１１は前作とは異なりオフラインゲームになる予定だとも認めている。

最近はオンライン要素を持たないゲームの方が珍しくなって来ています。

私もオンライン要素の強いゲームは好きですし、オンライン要素がある方が遊びの幅が広く、ゲームが長持ちするというのはもっともな意見だと思います。

しかし、オンライン要素がゲームプレイに大きな影響を与えるゲームというのは、プレイ人口の問題や、オンライン上でのマナーや暗黙のルール等もあり、自分のペースで好きな時に好きなように遊ぶことが難しいという問題もあります。

人と関わるという性質上、AIでは実現できないようなプレイの幅が増えるというメリットの反面、気を使ったり、不快感を感じたりと、ストレスになり得る面も存在します。

多少のストレスを感じることがあっても楽しめるというコアゲーマーならそれで良いのですが、ライトゲーマーにとってはそういう訳にはいかないでしょう。

ドラゴンクエスト11がどの程度オンライン要素を組み込んでくるのかは不明ですが、メインターゲットがライトゲーマーとなるドラゴンクエストシリーズですので、ストレス源にならない程度のゆるいものであれば有効に使えるのではないでしょうか。

ドラゴンクエスト１１は据え置き機向けに開発されていると言われており、PS4で発売されるのではないかという噂も出ています。

もし、噂が本当であるならばドラゴンクエストVIII　以来のソニーハードという事になりますね。

日本でのハード売上に絶大な影響力を持つドラゴンクエストシリーズだけに、どのハードで販売されるのかというのは非常に気になる所です。

日本での売上がメインになるタイトルなので、販売本数という所だけに着目するならば、DSで出すのが一番なのではないかと思います。

噂が本当ならば、そんな中、ドラゴンクエストの新作を敢えて据え置き機向けに作ろうという決断には、

”日本の据え置き業界をもっと盛り上げていきたい”

という、スクエアエニックスの意志が現れていると言えるのではないでしょうか。

日本のゲーム市場がモバイルに傾き、据え置き市場が見捨てられつつある中、

スクエアエニックスはE3のカンファレンスを見ても

キングダムハーツ3 , FF XV , HITMAN , ジャストコーズ３ , ニーア新作 , トゥームレイダー , スターオーシャン5 , 完全新作RPG「Project SETSUNA」 , Deus Ex 新作

と、これだけのタイトルを据え置き機向けに発表しています。

これだけでも十分据え置き機に力を入れているのは分かりますが、ここにもしドラゴンクエスト11が加われば、日本の据え置き市場を引っ張っていくのにも十分なラインナップと言えるでしょう。

長い目で見れば、モバイルという ”リスクの少ない安易な儲け” ばかりに走らず、据え置き機へ向けた開発も続けることで、

培ってきた技術を継承し、発展させていく

というのは非常に価値のあることだと思います。

技術を持った企業は他にもあるので、その技術を無駄にしないで欲しいですね。

日本の据え置き市場が再び盛り上がることを祈ります。

＊追記（2015/07/25）　ドラクエ11関連記事追加しました

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